【新潟市中央区】メーカー修理で取り寄せと言われたTOTOリモコン、実は直せるかも?電池の液漏れによる接点不良を5分で直した事例【街の電気屋の知恵袋】

新潟市中央区の街の電気屋「パナコスモスヒロカワ」です。

今回は、お客さんのお宅へ「全く別の用事」でお伺いしたときに起きた、ちょっとしたお話です。

リビングでお話をしていたところ、テーブルの上にポツンとTOTOのウォシュレットのリモコンが置いてありました。 「あれ?どうしてこんなところにリモコンが置いてあるんですか?」と尋ねてみたことから、今回のエピソードが始まります。

結論から言うと、「故障したから買い替え(取り寄せ)が必要」と言われていたリモコンを、僕が持っていたカッター1本でその場でサクッと復活させてしまいました。

ご家庭のテレビやエアコンのリモコンでもよくある「電池の液漏れトラブル」ですので、買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

1. 「メーカーの人に見てもらったら、故障と言われて…」

お客さんに理由を伺うと、こんなお答えが返ってきました。

「実はね、トイレのリモコンが急に反応しなくなっちゃって、TOTOの修理の方を呼んだのよ。見てもらったら『リモコン本体の故障ですね。新しいのを取り寄せましょう』ってことになって。新しいのが届くまでトイレには代わりのリモコンが置いてあって、これは壊れた古いリモコンなの」

とのこと。 「なるほど、壊れたリモコンをそのまま置いていかれたんだな…」と思いつつ、でんき屋の職業病がうずいて「ちょっとその壊れたリモコン、見せてもらってもいいですか?」とお願いしてみました。

2. 原因は故障じゃなくて「乾電池の液漏れ」によるサビだった!

リモコンを受け取り、裏蓋を開けて電池ボックスを覗き込んでみると……すぐにピンときました。 電池の金属端子(金具)が、白っぽく粉を吹いてうっすらサビていたんです。

「あ、やっぱりこれだ」

乾電池って、使い切って完全に空っぽにならなくても、残量が減ってくると内部から液体が染み出してくる「液漏れ」が起こることがよくあります。 毎日普通に使っていても、年数が経つとどうしても起きてしまう現象です。

その漏れ出した電解液が金属のバネや金具に付着すると、化学反応でサビ(腐食)が発生します。 すると、金属の表面にサビの膜ができて電気が通らなくなる「接触不良」を起こしてしまうんです。つまり、リモコン本体の基板が壊れたわけではなく、電池の電気が届いていなかっただけだったんですね。

3. でんき屋の裏技:カッターの「背中」でカリカリ削るだけ!

「これ、ちょっとお借りしてもいいですか?」と声をかけ、いつも持ち歩いているカッターを取り出しました。

やり方はとてもシンプルです。 カッターの刃の「背中側(切れない平らな方)」を使って、サビて腐食している金具の表面をカリカリカリ……と優しく削り落とすだけ

金属の地肌(ピカピカした面)が少し見えるくらいまでサビを取り除き、ティッシュで削りカスを拭き取ってから新しい電池をセット。 そしてボタンを押してみると……

リモコンのLEDがバッチリ点灯。試しにウォシュレットを起動すると普通に動くようになりました!

作業時間はわずか1分。 新品を取り寄せるとなれば、メーカーのリモコンは安くても4,000円〜5,000円、場合によってはそれ以上の出費になります。それがカッター1本で無事に生き返りました。

4. ご自宅でもできる!リモコン復活メンテナンスのコツと注意点

この裏技、実はご家庭でも簡単に試せます。 僕の経験上、急に動かなくなったリモコンのおよそ7割くらいはこの端子磨きで復活します。

やり方のポイント

  • 使う道具:カッターの刃の背中、マイナスドライバー、紙やすり(サンドペーパー)など、先が硬くて細い金属ツールがやりやすいです。
  • 刃先は使わない:カッターの切る側を使うと金具を傷つけたり指を切る恐れがあるので、必ず「背中側」を使ってください。

⚠️ これだけは注意!

  • 液漏れが重症な場合は諦める 何年も放置して電池がドロドロになり、液がリモコンの内部基板まで浸透してしまっている場合はショートして完全に壊れている可能性が高いです。無理に使おうとせず買い替えましょう。
  • 液に素手で触らない 乾電池から漏れた液体(アルカリ液など)は皮膚につくと肌荒れや火傷の原因になります。触ってしまったらすぐに流水でよく洗い流してください。

動画(YouTube)でもわかりやすく解説しています↓↓

まとめ:「何か気になったら、まずは僕を思い出してくださいね!」

リモコンが動いた瞬間、お客さんは目を丸くして大驚き!

「ええーっ!?本当に!?何なのそれ!だったら最初からヒロカワさんを呼べばよかったじゃない!TOTOだから関係ないと思ってたわよ〜!」

と、笑いながらすごく喜んでいただけました。

「いえいえ、家電でも水まわりでも、お家の中で何か『あれ?』って気になったことがあったら、メーカーさんを呼ぶ前にまずは僕の顔を思い浮かべて気軽にLINEしてくださいね」とお伝えして、笑顔でお客さんのお宅をあとにしました。

メーカーさんに頼むと「全交換」「取り寄せ」になってしまうようなことでも、街の電気屋なら現場でちょっとした工夫をしてその場で直せるケースがたくさんあります。

当店のポリシーは「直せるものは直す、できるだけ早く快適に使ってもらえるようになってもらう」です。

「リモコンが急に効かなくなった」 「これって故障?それとも電池のせい?」

と迷ったら、買い替えてしまう前にぜひ一度、電池の端子をチェックしてみてください。

新潟市内および近隣エリアでの家電の故障・修理のご相談は、お電話または公式LINEより当店にご相談ください。

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